「花火」
2009/08/04 未分類
こんにちは火曜日担当 紺野達哉です。
夏真っ盛りです!
そこで、夏といえば・・花火大会
天神祭りの花火やPLの花火など先日行われましたネ。
そもそも花火といっても大きく二つに分かれていて。
免許が必要な大型の打ち上げ花火(法令用語は煙火)
それと、店などで販売されている、小型のおもちゃ花火(法令用語は玩具花火)に分けられています。
花火の歴史は紀元前の中国の爆竹だそうで、
花火としてのカタチになったのは、6世紀とも10世紀とも・・・
とにかく発祥の地は中国と言われています。
そこから13世紀にはヨーロッパへ伝わり、イタリアで主に生産されていました。
日本で製造されるようになるのは16世紀頃、徳川家康の時代の頃。
江戸時代に入り、東京(江戸)の宗家花火鍵屋(のちの「鍵屋」)、初代弥兵衛が1659年おもちゃ花火を売り出しました。
そして、鍵屋の手代であった清吉が暖簾分けをし、1810年、両国広小路吉川町に店を構えたのが「玉屋」
花火のときに「かぎや~、たまや~、」っていうアノ鍵屋・玉屋ですね。
両国橋を挟んで上流を玉屋、下流を鍵屋がたんとうしていたようで、
「たまや~」という掛け声の方が多く、その当時は玉屋の人気が上であったようです。
しかし、残念なコトに玉屋から失火があり町の半町を焼くほどの火事に、
その罪・責任により財産没収、江戸追放となり一代で幕を閉じます。
鍵屋は第二次世界大戦期に、13代天野太道氏が花火製造をやめ、
今は打ち揚げ専業業者となっています。
鍵屋の当代(15代目)天野安喜子さんは、柔道家でもあり、
2008年北京五輪の柔道審判員であるそうです。スゴイ
そして花火のシーズンがなぜ?夏なのか・・というのは
当時隅田川などの川開きに、花火が使用されていた名残だと言われています。
江戸時代から夏の風物詩であったのですね。
それでは、長々と失礼しました。
今日はこの辺でありがとうございました。