2009/08/04 ちょっとしたお話
トヨタの新型「プリウス」の納期が7月23日以降の注文分は工場出荷が来年4月以降になるという。
来年3月末までの新規登録を対象にした補助制度の対象外となり、
最高25万円の補助金は残念ながら受け取ることはできない。
プリウス購入者のために補助制度の期間を延長すべきではないかとの案が、早くも政府内で浮上しているという。
メーカーの生産能力の都合で補助金を受けられないのは、確かに不公平感はあるが、
1メーカーの1車種のために国の制度を延長するのはどうか。
そもそも今回の補助制度は、世界同時不況で激減した国内の自動車生産を、内需喚起で下支えする目的がある。
一人ひとりのユーザーの損得も無視できないが、そればかりに焦点が当たるのは本末転倒とも言える。
補助金の総額は3700億円だが、人気が特定車種に集中し期限内に使い切れない場合も想定されるという。
枠が余る事態など予想外だ。
一般的に国の予算を無理やり使い切ることは良いとは言えないが、
景気対策のためには、延長論よりもまず期限内に使い切る工夫をすることが必要ではないか。
(日刊自動車新聞より)
2009/08/04 未分類
こんにちは火曜日担当 紺野達哉です。
夏真っ盛りです!
そこで、夏といえば・・花火大会
天神祭りの花火やPLの花火など先日行われましたネ。
そもそも花火といっても大きく二つに分かれていて。
免許が必要な大型の打ち上げ花火(法令用語は煙火)
それと、店などで販売されている、小型のおもちゃ花火(法令用語は玩具花火)に分けられています。
花火の歴史は紀元前の中国の爆竹だそうで、
花火としてのカタチになったのは、6世紀とも10世紀とも・・・
とにかく発祥の地は中国と言われています。
そこから13世紀にはヨーロッパへ伝わり、イタリアで主に生産されていました。
日本で製造されるようになるのは16世紀頃、徳川家康の時代の頃。
江戸時代に入り、東京(江戸)の宗家花火鍵屋(のちの「鍵屋」)、初代弥兵衛が1659年おもちゃ花火を売り出しました。
そして、鍵屋の手代であった清吉が暖簾分けをし、1810年、両国広小路吉川町に店を構えたのが「玉屋」
花火のときに「かぎや~、たまや~、」っていうアノ鍵屋・玉屋ですね。
両国橋を挟んで上流を玉屋、下流を鍵屋がたんとうしていたようで、
「たまや~」という掛け声の方が多く、その当時は玉屋の人気が上であったようです。
しかし、残念なコトに玉屋から失火があり町の半町を焼くほどの火事に、
その罪・責任により財産没収、江戸追放となり一代で幕を閉じます。
鍵屋は第二次世界大戦期に、13代天野太道氏が花火製造をやめ、
今は打ち揚げ専業業者となっています。
鍵屋の当代(15代目)天野安喜子さんは、柔道家でもあり、
2008年北京五輪の柔道審判員であるそうです。スゴイ
そして花火のシーズンがなぜ?夏なのか・・というのは
当時隅田川などの川開きに、花火が使用されていた名残だと言われています。
江戸時代から夏の風物詩であったのですね。
それでは、長々と失礼しました。
今日はこの辺でありがとうございました。
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