トヨタのライバルは『フォルクスワーゲン』
心のこもったメッセージをお伝えします。
今週号の日経ビジネスにフォルクスワーゲンについての記事が載っておりました。
2018年にトヨタを抜いて世界一を目指しているとのこと。
①マルチブランド戦略
1.フォルクスワーゲン
2.アウディ
3.ポルシェ
4.ベントレー
5.ランボルギーニ
6.ブガッティ
7.シュコダ(チェコ)
8.セアト(スペイン)
9.スカニア(スウェーデン)
②部品の共通化
クルマの開発で一番費用のかかるプラットフォームを①のブランドで共通化して
います。 例えば、パサートとA4やゴルフとA3などなど。
現在、60%を共通化しているのを70%まで引き上げるみたいです。
さらに1つのプラットフォームで、ポロ、ゴルフ、A3、A4を製造できるようにする
そうです。
③新興国への積極的な展開
中国、ブラジルでは、販売台数別シェアが第1位。 そして、インドでの最大手
メーカーのスズキへの出資も噂されている。
④環境技術への対応
ヨーロッパでは主力ディーゼル車では、年内に燃費が1リットル当たり、26.3
KMの「ゴルフ ブルーモーション」を発売。 プリウスに欧州でのカタログ値
ベースでは肩を並べるとのこと。
そして、ボッシュと電気自動車を開発しているとのこと。
記事の内容の要約でそう言われると、トヨタも追い抜かれるような気もしますね。
特に③の新興国への展開では負けているのも事実です。
環境対応、小型に大きく遅れをとっているGM、フォードよりVWグループのほうが
トヨタにとっては脅威になっているのは間違いないでしょう。
ポルシェ、アウディ、ワーゲンと聞くだけで、わくわくする人も、私を含めてたくさん
いると思います。
『フォルクスワーゲングループ』の動きはこれからも要チェックです。
「氣力」があれば何でもできる。 明日もがんばっていきましょう。
氏田 裕吉