2007/04/14 Books
以前、紹介のヤンキース松井選手初めての著書「不動心」を読み終えま
した。
本の紹介にあるように「心の構え方」で考え方、行動も変わってくるもの
だと考えさせられる一冊です。
本のなかで紹介されている松井選手の「心の構え方」で気になったキーワ
ードというと、
・プラス思考
・未来志向
・人生万事、塞翁(さいおう)が馬
・コントロールできること、できないこと
・162試合同じ姿勢(=平常心)で臨む
・自分の足場を固める、スタンスを決める
・素振り、ティー打撃の重要性
・自分の土俵で戦う
・自分が欠けているものを補う努力
・つねに100%のパフォーマンス
・「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ」
・チームに対する誇り
・すべては野球のために
そんな中でも気になったのが「自分の足場を固めるスタンスを決める」と
「素振り、ティー打撃の重要性」についてです。
私に例えて言うと、
自分のスタンス → 営業の心構え、仕事の心構え
素振り → お客様と良い関係を保つための毎日の仕事
こんなところでしょうか? この2つを自分なりに深く考え、紙にまとめ、
実行に移していくことが今の私には大事なのかなとこの本を読んで考えて
いました。
今回のこの本は、、、、4つ星(☆☆☆☆)。 まだ現役の選手なので、
引退するときや、指導者になったときに、これを上回る内容を期待して
4つ星としておきます。
■松井秀喜『不動心』
発売元:新潮新書
頁数 :190ページ
発売日:2007年2月19日
定価 :714円
関連URL:http://www.shinchosha.co.jp/wadainohon/610201/
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2007/03/07 Books
最近読んだ本で「ユナイテッドアローズ心に響くサービス 」
(日本経済新聞社)ちょうど、20?30代向けの服などを
販売しているアパレル関係の会社です。
梅田では「イーマ」、心斎橋なら「ビックステップ」に店舗
があります。
以前、雑誌でこの会社がすばらしいということが書いてあった
ので興味がでて読ませて頂いたのですが、参考になることが書
いてありました。
その中でも「理念ブック」なるものが会社に存在し、すべての
社員がそれを携帯して顧客サービスを行っているとのことです。
そんな理念を浸透させることにより、各人の行動の拠りどころ
にしているようです。
お客様との対応で悩んだり、迷ったりしたときにそれを振り返
り行動の基準にしているようです。
私も営業をしてきてそろそろ丸3年をそろそろ迎えようとして
います。営業をしていく中で自分なりのポリシーみたいなものが
できつつあるように感じます。
そんなことを文章にまとめてみて、自分の行動基準にしてみても
面白いのではないかと思っています。
それを何十年もかけて、手を加えながら完成させていけば、ひと
つの財産になるのではないでしょうか?
そんなことを考えながら、「不動心」(新潮新書)という松井秀
喜選手書いた本を読んで再び考えていました。
「笑顔」があれば何でもできる。 読書もいいですよ。
氏田 裕吉
2007/02/24 Books
最近、この本を読みました。
タイトルの「なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?」に輸入車販売店で営業をしている私が反応しないはずもなく、本屋ですぐに手に取って買ってしまいました。
今、流行の会計本。「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」(光分社、山田真哉著書)や「餃子屋と高級フレンチではどちらが儲かるか?」(ダイヤモンド社、林著書)など世間ではこの手の本が売れているようです。
内容はというと、この例を用いて減価償却の話であったり、お得な経費処理について書かれています。
ベンツの話の後は、粉飾決算の話や赤字経営の話などなど。
こういったことができる対象といえば、中小企業であり、その裏話的な話が載っていました。(個人の方ができることではすべてない)
会計本というよりは、裏話を通じて会計学に興味を持ってもらおうというのがこの本のテーマではないでしょうか?
個人的には「ふ〜ん」という感じで、厳しく採点すると
「2つ星 ☆☆」
といったところでしょうか?