コラード君の油圧クラッチパイプのオイル漏れを修理
2010/11/14 加藤 宣晶
工場のかとうです。
ETCのセットアップ作業をしていると、
ベンツの前後軸の重量配分の良さに、関心します。
今回のセットアップ作業は、二人乗りオープンカーの前モデル、R129の600SLです。
セットアップを作業で、車両情報を入力していくと、感心する事が。
R129は高さが「129cm」でした##
30万キロを目前に、コラード君のご機嫌が悪いです。
先日、エンジン回りをスキッと治して、ご機嫌でお乗り頂いていると思ったら、
今度はクラッチペダルのタッチがおかしく!?
走行するのがヤバくなってきたようなので、レッカーで取りに伺いました。
**弊社は東京海上日動火災さんの「お車搬送時選べる特約」や、
三井住友海上さんの、「運搬・搬送・引き取り費用特約」で、
お伺い出来ますので、お気軽に呼び立て下さい♪**
現地へ到着、クラッチを踏んでみると、ペダルが奥の方へ。
前に治したペダルが再度故障したのかなぁと見てみると、クラッチオイルが漏れていました。
パイプを取り外し、単体にして液圧をかけてみると、
針のような無数の巣穴から、シャワーのように八方へ飛び散る!!!
じゃぁこのパイプを取り換えようにも、部品は国内無しで、取り寄せても結構なお値段。
何か合わないかと、解体屋であれこれ見てみるが、上手くブレーキパイプとは合わず…
時間が経つがなかなか治すすべが見つからず、、、修理へ。
以前巣穴が一つだった時にはハンダを流して埋めましたが、
今回は無数に空いているので、銅を流してみました。
この状態で液圧をかけると… OK!
でこぼこ表面をヤスリで馴らして
再度テスト… OK!
車両に取付。
クラッチを操作させて点検。
一晩おいて点検。
乾燥状態!漏れなし!
と完成に成りました。
部品がすぐに無い。そこだけでは出ない。
こんな事が有るたびに、工作修理に成って行きます。
握るとクッキーの様に砕けてしまった電子カプラーは
粘土細工で復活♪
配線やホース、パイプを固定するようなプラスチック部品も、
熱と経年劣化でバラバラになってしまい、各部に針金で固定されています。
前回はベルトを換えようとすると、
クランクシャフトのシールからオイル漏れが…
オイル漏れは、シールの交換ですがオイルが付着したベルトも
どうせ外すなら、新品をと交換。
オルタネーター(発電機)も再生品ですが、2回交換しています。
エンストついでに、オイル漏れ、ついでにタイミングベルト、続いてクラッチ修理…
これでしばらく落ち着いてくれるかな?と収めて数日、
今度は、高速道走行中に、アンダーカバーがちぎれて、地面にゴーゴー…
取付部分もあちこちが欠損していて、グラグラ状態。
もうすでに30万キロは超えられていると思いますが、次は目指せ40万キロ!?
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