風のクーペ!!
2012/03/03 安田 和弘
北アフリカの砂漠から地中海に吹き込む熱風の総称
が「シロッコ」と呼ばれるそうです。
そんな名前が付いたクーペがフォルクスワーゲン社から
発売されたのは1974年。
余談ですが、当時のVWの車名は「ゴルフ」「ジェッタ」「ベント」
など全て”風”にちなんだ名前を付けられておりました。
VWのカブトムシ(ビートル)時代からカルマンギアという
クーペモデルが存在していたことは有名ですが、
RRのビートルからFFのゴルフに大改革を果たした時に
クーペモデルも同様の変化を求められました。
初代のデザインは有名なジウジアーロ。
ゴルフに通じるエッジの効いた端正なハッチバッククーペ。
私が入社した26~7年前には店頭で販売していたのも
思い出します。
2代目は1982年発売のVW自社デザイン。
初のDOHCエンジン搭載のGTIもこのモデルに
追加されました。
そして1992年に生産中止。
市場からも姿を消し、流石に最近は走っているのも
見かけることも無くなりました。
そして16年ぶりに3代目が復活。
ロングルーフに極端なワイドアンドローな
地を這うようなデザイン。
私自身、ずっと仕入れを狙っていた車でしたが、
台数も少ないのかなかなか仕入れることが
出来ませんでした。
今回の仕入れでやっとGET!
色は一番人気のブラック!
走行はたったの8000キロ台。
地デジ付きのHDD純正ナビも装備。
1400ccにツインジャージャーの
パワーと燃費を兼ね備えた次世代エンジンに
量産車世界一の呼び声も高い新型ATの組み合わせ。
豊中店に展示中です。是非一度ご覧下さい。
仕入れ担当の安田でした。