BENZ C240T エアコン再修理
2007/11/02 未分類
本社工場チーム 「どんだけー整備」 サーボモーター交換
がんばってますねー。
コチラ豊中サービス隊も負けてはおれません!
対抗して、精神的どんだけー 整備。
できればこの整備はしたくなかった。。。
8月にご紹介したBENZ C240T (S202)
エアコンガス漏れ、エキスパンションバルブ交換作業した
K様より先日TELが。
「早川クン、またエアコンあかんわ、、、、、」
ショーック!直っていないのか?!それとも別での故障か??
整備に携わる者なら誰もがドキッとするのでは、、、
とりあえず、ご入庫。診断スタート。
ECランプの切り替えは効く。センサー絡みではなさそう?
コンプレッサーは見事に回っていない。回ろうともしない。。。
ドキドキしながらテスターをつなぎ、故障コード読取。ガス圧も点検。
「ガスは入っている!!!」 (ちょっとホッとする瞬間)
コンプレッサーまでの電圧も通常通りきている。ON-OFFもOK。
コンプレッサー作動NG。本体不良と断定。
「コンプレッサーよ。お前もか。」
日本デンソー製のコンプレッサーが付いてますが、意外と多いんですよね。
修理内容
コンプレッサー不良 コンプレッサー及び関連部品脱着
現品オーバーホール(O/H)修理
リキッドタンク交換
各Oリング交換
クーラーライン真空引き、ガスチャージ。
中古パーツも考えましたが、意外と高いんすよねー信頼できないし、、、
オーバーホール1年保証付き。コレで決定。
↑ ピカピカのコンプレッサー。新品ではありません。
専門業者にてO/Hするとこのように仕上がります。
↑ さて交換。頭に付けたNEWライト。作業性UPか??
(即じゃまになり、却下。)
これから寒くなり、冷風は必要ない季節ですが、コンプレッサーが
効かなければ湿気の多い日とかガラス曇って大変。
今後、エアコンが期待に応えてくれる事を願っております。
お客様にとっては3か月前と同じ「エアコン修理」
同じ事が2度続く事はやっぱりイヤなものです。
整備内容が違うので、別原因による修理となりますが、
整備屋として、
「未然に防ぐ事はできなかったのか?」
「エキスパンションバルブ交換時にコンプレッサー交換提案できなかったのか?」
当然、追加作業となりますのでその分高い修理になって
しまいますし、問題なく稼働している部位の交換を提案
するのはナカナカ勇気のいる事です。言い訳の様ですが。。。
それとは逆に、
「何でも交換、疑わしきは交換」
「関連部品は交換してしまおう」
的な整備をしていたのでは、整備代もかさむ一方。
この上記二つのやり方のバランスを考えそこに
「事例」「経験」もプラスさせて、より良い整備を
していきたいと思います。
整備屋の永遠のテーマですね^^ 頑張りましょう。