メルセデス・ベンツ Sクラス エアサス交換編

2007/11/16 未分類


なぜかW220(先代Sclass)のドレスアップ事例が多かったので、
このへんで修理事例のご報告。

初期モデルが1999年とすでに8年経過した先代S。
ユーザー様も、購入検討されている方も、ヤハリここは
気になるトコロ。(汗)

エアサス交換編
「エアマチック故障・ストップレベルが低い」という警告点灯。
2000年モデル S430 右ハンドル ディーラー車

見るからに左前の車高が低い。。。
ボンネットを開け、ストラット上をチェック。なにが分かるか
といえば、通称「エアサスリペアキット」と呼ばれるエアサス
の上部からの漏れ修理がなされているかを確認します。
もしされてない車両でしたらココからまず手を付けるのも一考かと。
勿論、他点検後の話ですが。
(画像取り忘れました。。。また次回)
見れば形状の違いで分かります。

この車両は作業済みでした。所定の点検をすませ、交換必要と
断定した上で、ストラット(エアサス)の交換をしました。


まずは脱着。完全にエアサス下部がマズイことに。。。


新品。勿論ピカピカですね。ちなみに部品代は。。。120,900-(税別)
なんとかなりませんか?メルセデスさん!!(泣)
当然、交換後は良好。

Point 車両をリフトアップ後、地面に着地させた時に
「ベタッ」と車高が落ちてしまうようなクルマは要チェーック。
基本的にフロントが多いですネ。リペアキット未作業であれば、
作業をオススメします。部品定価16,400-(税別)を左右2個。
SST(専用特殊工具)が必要です。

追加
どーもエンジンの調子が悪い。
エアサス点検ついでにテスターにて故障コードを読み取りしていたので
2番シリンダーの失火はすでに確認済み!!
以前5番シリンダー失火でハイテンションコード(サープレッサー)交換していたことを
思いだし、まずはハイテンションコード(サープレッサー)振り替え作業を実施。

さすがにテスターでも「コードが悪いですよ!」までは教えてくれ
ないので、ココからは実作業が必要。
上記の「振り替え作業」とは、他のシリンダの部品と
付け替えてみる事。
2番シリンダの何らかの部品が悪いのは判断済み。ただどれか分からない。
一つ一つ2番シリンダの部品を例えば3番シリンダの部品と付け替える。
テスターにて判断し、3番に失火が移ればその振り替えた部品が悪い
という事。作業法の一種です。はい。

黒いのが縦に並んでいるのがイグニッションコイル(4個)

ハイテンションコード付け替えて診断!3番に失火が移った!
冴えわたるカン(笑)

エアサスで修理代も高くついたので、、、、仕方ないッス。中古品GET。
しかもS350の部品。350といえば2003年以降に発売の車両。
比較的新しい部品じゃないッスか!!ラッキーでした。
プラグも念のため2本交換し、完治。


今回の交換部品。最低限での作業でしたが、できましたらこのあたりが
悪くなるとハイテンションコード(サープレッサー)、プラグは全数交換をオススメします。
ひとつ悪くなったら、、、、やはり同時期になり易いですから。

豊中店・早川でした。


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